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TRES TAX NEWS  1月号 VOL.91

TRES TAX NEWS  1月号 VOL.91

TRES TAX

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は再スタートの年として心機一転、今までとは異なることにも挑戦していきたいと思っています。具体的には以下の3つをテーマとして取り上げていきます。
① 会計税務のベーシックな業務の取り組み強化と見直し
② 相続業務のシステム化推進のための取り組み着手
③ サービス体制構築のための現状調査

① 会計税務のベーシックな業務の取り組み強化と見直し
これまでは税務を中心に据えて、業務を構築してきていましたが、会計とその周辺に位置付ける付随的な業務を基軸に税務を担えるように幅を広く設定していくための強化に努める年としていきます。そのうえで見直すべきことがあれば変更していくようにします。
② 相続業務のシステム化推進のための取り組みに着手             
今後も高齢化社会のなかで、相続や贈与といった資産に関するご相談や手続きが増えていくことは想定されます。そのご相談に応じること、あるいは良いご提案をしていくことは求められる役割となることとして、これまでノウハウを構築してきたところです。そのノウハウを活かしてさらに効率的な体制につなげていくために、内部体制やシステム化のための第一歩を踏み出していきます。
③ サービス体制構築のための現状調査
上記2点のほかにも、会社経営上の経理、財務、税務、法務というさまざまな分野の観点でサポートしていくことも求められる資質としていくために、どのようなニーズが潜在的にあるのか、そのようにしていくためにはどうしたら良いのかという理想像からの逆算式でサービス体制を提供していくための資料を準備していきます。
このようななかから新しい展開を生み出していければ幸いです。         
そのために有効な1年にしたいと思います。


TOPICS

源泉所得税・法定調書・償却資産税・住民税特別徴収

今月は年に一度の税務実務が以下のように発生します。
順次処理を実施していきます。特に先月12月の源泉所得税や償却対象資産の購入が発生している際には、当事務所までご報告をお願いいたします。

1月20日期限 源泉所得税の申告・納付
納期の特例の適用を受けている従業員10人以下の会社は下半期(7月
12月)までの給料の源泉所得税、税理士等の報酬の源泉所得税を納付します。年末調整による還付金の方が多い会社は、その旨を税務署へ申告します。

1月31日期限 法定調書の提出
昨年1年分の給料、家賃、報酬等の個人への支払額の合計額を税務署へ報告します。また一定金額を超える方の支払調書を作成し、本人と税務署へ渡します。その際、マイナンバーを記載するため、事前の番号情報取得が必要です。

        償却資産税の申告
昨年1年間に購入した10万円を超える物品のリストと、売却等でなくなった資産のリストを都税事務所、県税事務所、市役所等の担当部署へ申告します。

        住民税の特別徴収
会社の役員と従業員の今年の住民税の手続きとして、昨年分の給与の源泉徴収票を区役所、市役所へ提出します。

その他、詳細やご不明点等もご連絡ください。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。


田代哲平の総合型地域スポーツクラブ支援
(地域スポーツ振興)ブログ


~  抱   負  ~

10年一昔と言いますが、とても懐かしく思えます。というもの再スタートの今年、10年前のスタートダッシュと比べると、多少なりとも物理資源的には恵まれているものの、意気込みや逆境度、起業家的思想は10年前が負けていないくらいだったと感じるからです。

もちろん今も負けていないと言いたいですが、少しずつ防御の姿勢も出てきているように感じています。10年前のスタートでは、大きな物質的なものは何も持たず、ただ羅針盤のみを頼りにひたすら信じるのみしかありませんでした。ですからもっと捨て身で何かにアタックしていかなければ次の10年はないなとは思うものの、それが実践としての動きにすぐさまつながっているのかということです。むしろ今の方が何もなかった10年前よりよっぽど危険なのかも知れません。

一つ変わらないことは、自分自身はボランティア精神で仕事に打ち込むという姿勢のみです。当時からこのような考え方でしたが、当時と今ではやはり抱えている固定費が大きく異なるため、その分を賄うというマインドを変えていく必要性もあるのかも知れませんが、まだそこには踏み切れていないということです。

ということで、今年は税理士業としての一年目という位置づけにして、一つずつ仕事に打ち込んでこなしていこうと思っています。そのような取り組みからまた10年前のように新たな挑戦すべき発想を見つけていきたいところです。

10年前のエピソードとしては、早く稼がなければ元の職場に出戻りかというなか、海外に進出するためにアメリカ育ちの会計士勉強中の未経験者の後輩に自分の実務を任せて、自分は英会話の習得に打ち込み、アルバイト代を支払うという滑稽な情景がありましたが、このような傾向は今でも引き続き起こっていると、おかしく思っています。

この一年はこのような逆転現象はおそらく起きないでしょう。


プチ経営哲学

ストーリーの大切さ

以前出版された書籍でストーリーの経営戦略で示されたとおりですが、経営は一つの物語であると言えます。これもよく耳にする言葉ですがV字回復なんかもどん底まで落ちた後のストーリーであると言っていいと思います。

逆に言うとストーリーの主人公としてどっぷりと浸かって楽しむことができるというのが経営ではないでしょうか。会社の一社員であってもいろいろなストーリーが用意されていることでしょうが、経営となるとそのストーリーのなかでのブレ幅は一層大きく、波乱万丈になります。そのような大きな波や小さな波に一喜一憂するのではなく、楽しんで乗るという気持ち一つで全く異なるものになると言えるものです。

このような多様な変化における時間の経過がストーリーになるのでしょうが、失敗があっての成功というのもこの範疇に含まれます。度重なる失敗の先に成果となる成功が用意されるのも、正にストーリーということです。人間万事塞翁が馬も然りです。

そのように考えると会社のストーリーに着目することは経営に携わる者にとっては切り離すことができない要素となります。アスリートの世界でも同様で、ライバルのチームなり選手とのストーリーがあって俄然面白くなるものです。

よって経営はストーリーであるというのは真理をついていると思うのです。一社一社のストーリーを大切にしていきたいものです。同時に感じることは、融資を担う金融機関はなかなかこの目線での着眼がないところであり、特に中小企業の安定的な発展に対する危険性を孕んでいる要素に通じるところではないかということです。

ストーリーは相手が興味をもってくれないと訴えても聞いてもらいにくいのが弱点となることも真理であると思います。

2019/01/10更新



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