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TRES TAX NEWS  10月号 VOL.100

TRES TAX NEWS  10月号 VOL.100

TRES TAX

結局、10月を迎えても夏のような陽気が続き、また秋の過ごしやすい日々が失われていくようですね。

私事ですが、今月、無事に膝の再手術を終え、第2創業期を迎えることが出来たことに心から感謝しています。これから新たな事業体を目指して、組織とネットワークづくりに全精力をかけてチャレンジしていきます。

そのなかでも核となることは、税理士を目指したきっかけとなる中小事業者のための記帳を通した経営支援になるといえます。小さな会社の頑張っている社長を応援していくということであり、マクロ的にはグローバル社会として変革していく市場のなかで、どのような方針と戦略で経営していくかということを、共有して実行していくことの必要性がより高まっていると感じています。

そのためには、組織体制を見直してチームを再結成していく事も必要であると思います。常に生き残りをかけた競争であると共に、その競争回避も戦略の一つであることでしょう。

考えていくべき課題は山ほどありますが、まずは記帳、内部統制、自計化といったベースを固めていくところから少しずつあらためてお手伝いをしていくべく、一度初心に戻りたいと思います。

心機一転で臨みますので、よろしくお願い申し上げます。

TOPICS

消費税率の改正

今月から消費税率が10%へと引き上げられました。現段階の実務レベルでは、それほど大きな混乱は発生していない状況であると思います。もっとも10月中の支払い分は来月に会計処理をしていく会社が多いので、一ヶ月遅れでの対応となってきます。

レジの導入や会計ソフトのバージョンアップもこれから必要となります。適宜ご案内をしておりますが、今一度ご確認の程をよろしくお願いいたします。

今回は2%の引上げということですが、会社の決算上でも大きな影響はないものと思っております。最も大きな影響を受けるのは飲食店・小売りなどで、売り上げのうちに8%と10%の消費税が混在する会社で、規模が小さい会社あるいは個人事業となるでしょう。IT化による経理処理に切り替えられなければ、大変な事務処理となってしまいます。

そしてもっと先を見通していきますと、インボイス方式の導入予定のことが挙げられます。インボイス方式になった際には、消費税の免税事業者ではいられなくなる可能性が出てきます。なぜかといえば、消費税を支払った側において、今までは納付する消費税額から控除出来ていたものが、免税事業者ではインボイスを発行出来ないことから控除する余地がなくなるということです。

少し先まで見通した段階においては、かなりの混乱を招くことと思われますので、今後の動向は注視すべきです。

それよりも気になるのは、キャッシュレスによるポイント還元で景気減退を逃れたかのような現象があるなかでの、今後の景気の先行きになるのではないでしょうか。


田代哲平の総合型地域スポーツクラブ支援
(地域スポーツ振興)ブログ


~租税教育とスポーツそして成年後見~

地域とのつながりというテーマでしたが、これまでなかなか成果も上がらず、もどかしい日々が続いておりました。

不思議なもので流れが変化するという時流のようなバイオリズムがあるのでしょうか。以下のような兆しが見えてきました。

租税教育

税理士会の所定の研修と登録まで済ませておりましたが、下半期の小学校等での実施スケジュールが決まってきたということで来月に会議を実施して、各学校の担当割を決定することになりました。今回は初年度につきサブ講師という位置づけになると思いますが、ひとまずはスタートダッシュを切れそうです。

スポーツ

この2年ほどスポーツが出来ない状況で、いろいろな意味で交流が不足していたところでしたが、今月ようやく膝の再手術を終えることが出来ました。これからリハビリと筋力強化をして、春先以降では、フットサルなどの活動を再開させることも期待できます。地域と言う観点からは文京区でのサッカーリーグに加盟できればさらに交流が広がるのではないかと思います。そうなれば、ようやくこれまでの10年間のサッカー事業の取り組みの成果が表れてくるのではないかと感じます。

成年後見

無料相談会の成果が全く上がらず、耐えるのみの状況でしたが、こちらもようやく前進の兆しです。具体的には、相談会場を文京区の中心となる区民センターに移し、広報についても区報を活用していくために区との連携を模索することで、一部のメンバーで動きを取っていくことになりました。新しいメンバーの参加によって新しい風が吹いたため、この流れで事態が動くことになりました。

このように、何となく形になっていきそうな予感です。

プチ経営哲学

収益拡大のためには

これまでプチ経営哲学というテーマで経営に関する用語を取りあげて連載をさせていただきました。経営は奥深さがありますが、どのようなケースにおいてもセオリーは不変であり、売上を最大に経費は最小にということに尽きるのかもしれません。

経費の方は、コストカットや知恵を絞り出し工夫する事によって抑えていく等、イメージがしやすいと思いますが、売上を増やす方は、どのようなイメージが出来るかは、経営者によって千差万別です。

経費の削減と同様に、売上が増加することもきっとイメージ出来るかどうか、つまり創造していくものなのではないかと思います。

例えば、販促やセミナー、イベントでの広告宣伝、接待交際で人脈を広げていき、その先に売り上げにつなげていく何かを得ることが、その具体的なイメージの領域になるのではないかということです。

とても抽象的でわかりづらい領域の概念ですが、そこにもセオリーを見出して、売上につながるアクションを起こし続けていくことが必要であるということです。

漠然としていますが、取っ掛かりとしては、自社あるいは自分の強みになると思います。自分の強みはほとんどの人がわかっていないと言われています。ドラッガーによるとわかっているのはせいぜい弱みであると言うように、強みはなかなかわからないのでしょうから、自己開発のセミナーなどでその気付きを得ると、その後の行動の何かが変わり、売上などの増加という成果に転換されることなのでしょう。

そして、何よりもそのチャンスをいかに見つけて掴むのかが最大の要因になり、そのための日常的な習慣や行動を実践していくことが、成功哲学であり経営哲学にも通ずるような気がします。

2019/10/15更新



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