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TRES TAX NEWS  5月号 VOL.71

TRES TAX NEWS  5月号 VOL.71

TRES TAX

新年度もスタートして一月が経過しました。季節も暖かくなり、過ごしやすい日々となっております。皆様におかれましても充実した忙しい今日この頃であることと思います。
私はこの4月から筑波大学院に通学することになりました。税理士の研修の一つである税務訴訟の補佐人となるための大学院提携研修に登録し、1年間の受講が始まりました。毎週土曜日の午後の時間帯で勉強していくことになります。
もともとは10年くらい前から興味があり、これまでは総合型スポーツクラブでのボランティアとしてのサッカー部の運営が優先され、断念してきたところですが、ようやく協力してくれる方が現れ、応募に至りました。この一年間は法務、民法について集中して知識を習得していく所存です。そして今から10年後を目途に税務訴訟の法廷での実務としての仕事に携わっていこうと思っております。
それにしても、大学などで学ぶというのは20年ぶりで新鮮さがあるものです。これからはリフレッシュするという意味でも幅広い分野に進出していくことができるとよいと感じました。
レポートの提出が前期と後期でありますので、今から1年間は余裕がないという自覚のもと仕事と学業に励みたいと思います。


相続のプランニング

相続設計と対策実務

先月から今月にかけては実際の相談実務が通常より立て込んでまいりました。具体的には、相続税の申告、分割協議書の作成、相続税の試算、生前贈与の提案、生命保険の活用、遺言書の作成などに加えて後見制度と信託のしくみについての概要解説という項目になります。

どれも相続の対策という枠組みになるものではありますが、各々独立しており固有の論点ともなります。このあたりが相続の設計は十人十色であるといわれる所以ではないかと感じるのです。

実際に相続税のみで考えると、きっちりとした対策を施していけば相当な税額が節約できるものです。しかしながら相続税の節税のみで進めてよいという案件は実際にはあまりないのが正直なところでしょう。

以前からの設計のテーマは生存中にしっかりと消費するということです。消費には物品やサービスの購入のほかにも、贈与や寄付なども含まれますし、投資も然りです。

ここの軸がないとなかなか方針が定まらず対策も講じられないような気がします。自身のためにお金を使って、充実した生活を通して、周りの方との接点も持ち続けることにより何かを遺せれば良いのではないかと思うのです。

当然、家族や子供、相続承継人がいるというケースもあるでしょうから一概には言えませんが、どのような方であっても自分自身のためになる使い方をしていくということには変わりないのではないでしょうか。

今月は個別案件をまとめられるように動いていく次第です。


田代哲平の総合型地域スポーツクラブ支援
(地域スポーツ振興)ブログ

~新年度の事業~

今年度からはクラブとしての理念を共有する方でメンバーを構成していこうではないかということで、ここまで来たところです。今年度も4月はグラウンド使用ができず、5月からのスタートとなっており、少しずつ準備をしているのですが、上記理念の下でどのようなスタートを切れるか何とも予測がつかない状況です。

ごく少数の理念を共有する方はいるのですが、果たして数名で活動が成り立つかということになるのです。これまでもまれに3~4名ということもありましたが、その人数ではほぼ何もできずに負の効果となる回を幾度も経験してきました。

しかしながら、本来の目的となる運動をする場、交流をする場ということでしたら1名でも2名でも成り立つ可能性は残されているとも思います。そして徐々にそのような仲間が集まっていけば最も理想的な場がつくれるのではとも感じます。

しかしながら、実際にはなかなか難しいものもあるのです。人数をある程度集めるのか、テーマ、理念に固執していくかという二極化です。今のところは後者の理念派かもしくは折衷法としたいのですが、いずれにしてもその場合には、集まらなければ活動を停止するという部の解散もセットで考えておかなければなりません。

ここは、そのやめる覚悟を持って強く主旨を主張していく時期であり、その先にあるニーズを信じていく方針で不退転の決意で挑むべきだと戒めております。


<5月の税務スケジュ-ル>

法人

(1)3月決算法人:法人税・地方税・消費税の確定申告と納付
(2)9月決算法人:法人税・地方税・消費税の中間申告と納付
(3)12月・6月決算法人:消費税の中間申告と納付(四半期)
(4)5月決算法人:H29年度の消費税の対応
(5)住民税の特別徴収額の市区町村からの通知

個人

(1)所得税の延納届出に係る延納税額の納付(5/31納付期限)
(2)自動車税の納付(5/31納付期限)
(3)個人の消費税の中間申告と納付(中間申告3回の場合)
(4)住民税の特別徴収額の市区町村からの通知
*(1)について、振替納税を利用している場合、振替日は5/31となります。

コラム


大学院での学業

先月より筑波大学院での研修受講が始まったのですが、久しぶりのキャンパスに リフレッシュしているところです。最も少し重たい内容であり、負荷はかなりのものになるでしょうが、学生時にあまり勉強をしたことがない分、その時の不足を補っている気がいたします。

人生はプラスマイナスの法則があるのでしょう、大学の講義でまともに集中したことはなかったのが、何とか集中することができるようになったことも成長したということなのでしょうか。

社会人になっての勉強の新鮮さもありますし、実務と知識を融合させていくという意欲も出てくるものです。実際に、10年後に法廷の場に補佐人として立つことを目的としていますので、頑張るべき研修になります。

面白いもので、20年近くが過ぎ、再びこのような勉強をするとは思ってもいませんでしたが、一月が経過しリズムも掴んでいくことができたところです。一年間の受講後、社会人としてのこれからの20年を新しい感覚で臨んでいくことができるようにもしたいものです。

前期の授業の見通しとしては、山場となりそうなのが模擬裁判です。受講生で裁判官役、原告役、被告役に分かれて本番の裁判さながらで体験授業をするというもので、事前の準備書面に相当な時間と擦り合わせが必要となりそうです。

そしてもう一つが、課題のレポートの提出となります。民事訴訟法についての内容になりますが、難易度も高く、夏休みはもうすでにないと考えた方がよいでしょう。昨年度受講した卒業生の話では夏休みは毎日図書館通いのようなことでしたので、やはり覚悟してレポートを書く必要がありそうです。法学という慣れない分野でレポートを作成するということもあり時間もかかりそうですが、心してかかろうと思います。

大学生の時は、夏休みが楽しいものといった印象がまったく正反対で、今年は大学時代の勉強不足のつけを取り戻す一年ということで専念するしかなさそうです。

夏休みは来年楽しみたいと思います。

2017/05/09更新



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